The 47th Annual Meeting of the Japanese Society of Clinical Immunology

47 日本臨床免疫学会総会

磨穿鉄硯 〜免疫疾患の克服をめざして〜

会 期
2019.10.17(木) → 19(土)
会 場
ロイトン札幌
会 長
渥美 達也(北海道大学大学院医学研究院 免疫・代謝内科学教室 教授)

会長挨拶

 今回、第47回日本臨床免疫学会総会を担当させていただき、大変光栄に存じております。
 本邦の免疫学は、2018年の本庶先生のノーベル賞受賞に代表されるように、常に世界のトップを走っております。日本臨床免疫学会は、基礎免疫学の臨床への応用、を大きなテーマに掲げる分野横断的学会ですので、「ヒト免疫学」あるいは「免疫疾患」をキーワードに、基礎免疫学、膠原病学、消化器病学、神経学、産科学、皮膚科学、アレルギー学、眼科学、等々、非常に多くの医学の専門分野が知恵をよせあって発展してきました。そのメインのディスカッションの場である第47回総会が札幌でひらかれることとなりました。
 1987年、当時の北海道大学小児科教授でいらした松本脩三先生を会長に、第15回日本臨床免疫学会総会が札幌でひらかれました。私事で恐縮ですが、そのとき医学部6年目であった私は、北海道大学のキャンパスからぶらぶらと歩いて学会に見学に行きました。会場の厚生年金会館へ着くと、「日本臨床免疫学会」という看板が目にとまり、そのとき、なんてアカデミックでかっこいい名前だろうと魅惑され、このみちで仕事をしたいと強く思いました。そのときのプログラム・抄録集がいまでも手元に残っていますので、それをひもとくと、10会場2日間でおこなわれた総会の演題数は431題であり、当時からたいへん活発な学会であったことがわかりました。
 時代の変遷を経て、日本臨床免疫学会は現在のかたちに整備され、少しコンパクトとなりましたが、詳細な免疫機構の解明、そして免疫分子をターゲットとした治療の開発と定着など、その間の学問や臨床の進歩は著しく、臨床免疫学の発展を担ってきた多くの先輩達にあらためて敬意を表したく存じます。
 今回の学術集会は、札幌の中心にあるホテルロイトン札幌を会場におこなわれます。免疫関連疾患の予後改善のために、我々に何ができるか、何をすべきか、十分に議論できる機会となるよう準備をすすめております。10月の札幌は、朝晩は寒さを感じるものの、たいへん快適です。私達北海道民がアキアジと呼ぶところの産卵のために生まれた川にかえってくるサケ、その卵を漬けたイクラの最盛期です。そして、サンマ、シシャモ、と、海の幸は枚挙にいとまがありません。秋の味覚あふれる広大な北海道を舞台に、熱いディスカッションが展開されることを願ってやみません。
 多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。

2018年12月

第47回 日本臨床免疫学会総会 会長

第47回 日本臨床免疫学会総会
会長 渥美 達也
(北海道大学大学院医学研究院 免疫・代謝内科学教室 教授)